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このブログでは、劇場公開時に観た映画、DVD、オンデマンド動画などの映像作品を中心に、音楽の新譜/旧譜、スポーツなどエンターテインメント全般について、複数ライターが極私的な見解を書いています。
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ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)



本日公開の超話題作「ソーシャル・ネットワーク」。ご存知Facebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグを中心に、青春まっただ中の大学生活とシビアなシリコンバレービジネスが交錯する瞬間を捉えた、非常に興味深い作品だ。

ジェシー・アイゼンバーグ演じるザッカーバーグの親友で共同創設者のエドゥアルド・サベリン役には次期スパイダーマン役に決定しているアンドリュー・ガーフィールド、Napsterの創設者ショーン・パーカー役にジャスティン・ティンバーレイクと、若手役者陣の熱演が光る。

原作「The Accidental Billionaires」自体が面白いとの評判で、素材の良さそのままに映画もとても面白い仕上がりになってる。デヴィッド・フィンチャー監督&製作総指揮ケヴィン・スペイシーというだけで興味津々なわけだが、フィンチャー監督は職人的テクニックを駆使して、このわりと面倒なストーリーを実に分かりやすく描いている。ストーリーはザッカーバーグが告訴されている場面と回想シーンを交互にみせることで、各登場人物の行動の原因を明らかにしていくのだが、時間軸がどう切り変わっても一瞬たりとも人物の立ち位置や関係性を見失わせないフィンチャー監督の技術は感動的ですらある。細かなエピソードの積み重ねもテンポよく、基本的に静的な作品であるにもかかわらず、飽きることなくアッというまの120分!

職業柄というわけでもないが、アクセスが上がっていく過程や、西海岸に連れていくメンバーのオーディション風景、ショーン・パーカーが垣間見せる成功への強烈なモチベーションなど、ものすごくわくわくさせられたしアガったねー。

話題の高さに比して、日本市場でどれだけ本質的な部分が理解されるのか分からないが、こういうベンチャーの成功物語が尽きずに生まれてくるアメリカの底力と気風にはやはり魅せられる。政権交代すらなんら新風を吹きこまない固着した日本社会の残念な感じもまた浮き彫りになってしまうわけだが…。

【以降ネタバレ】
ラストのザッカーバーグが原告側に金を払って和解したとテロップが表示されるシーンにかぶってビートルズの「Baby You're Rich Man」が流れる。これはノルウェイの森の大げさな使い方より何倍もセンスがあって思わずニヤリとさせられた。なんといっても「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に最年少で選ばれたザッカーバーグだからね。エドゥアルドの名前がとりあえず復帰できたのも嬉しい。いい奴だからなー(あくまでも映画の中では)。

ちょっと調べたら、Facebookの現在のCEOはザッカーバーグだが、初代CEOってショーン・パーカーなんだな。結局方向性の判断は正しかったってことだ。目先の広告料や評価に惑わされずにより大きな成功に向かってクールさを貫こうとする姿は、マーケッティングやスポンサーの意向に汲々としている平凡な我々には眩しいほど直線的で力強い。

<Raiting>
IT用語やベンチャービジネスについて詳しくなくても十分楽しめる内容。とはいえ知っていたほうが何倍も楽しめると思うので、ぜひ詳しい人と観に行ってあとであれこれ質問しよう。


<Trailer>


あー
ソーシャル・ネットワーク@ぴあ映画生活

評価:
ベン・メズリック
青志社
¥ 1,680
(2010-04-06)

評価:
Atticus Ross,Trent Reznor
Null
¥ 613
(2010-10-26)


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