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ATOM(アトム)



手塚治虫生誕80周年のさまざまなイベントの中で最大のサプライズ、手塚プロと香港の制作会社が組んで、日本〜アジア圏、またアメリカ本国でも大規模公開された3DCGリメイク作品。

手塚治虫の代表作であり日本初のアニメであるアトムというキャラクターは、日本人なら誰でも知っているが、どんなストーリーなのかはっきり分かっている人は意外と少ないのではないだろうか。恥ずかしながら自分も浦沢直樹のPLUTOを読んで「地上最大のロボット」というエピソードを知ったのだが、これほど深い内容だったのか(オリジナルそのままではないにしろ)と驚いた。

浦沢版アトムはなかなか評判がよかったが、アトムそのものの描写に関してはフラストレーションが溜まるという批評も多かった。ストーリーがやや難解であることと、肝心のアトムの出番が少なかったからだろうと思う。

その点、本作はオリジナルストーリーに手が加えられているものの、アトムという作品が持つ夢のある世界観をシンプルに展開し、世代を超えた誰も楽しめる内容に仕上がっている。3DCGのアトムは見慣れたアニメ顔とはかなり違うし、歩くたびピョコピョコ音もしないし、トレードマークの黒パンツ一丁の姿でもなくジーンズにTシャツみたいなかっこうで戦う。でも、これが見慣れると全然違和感を感じないばかりか、これはこれでとてもチャーミングに見えてくる。

アトムを上戸彩、天馬博士を役所広司が吹き替えているのだが、上戸彩がかなりハマっていて、アトムの優しさや揺れ動く感情を見事に演じている。役所広司は吹き替えにしては素(いつもの彼らしい)の演技をしてしまって、上手いんだけどインパクトの薄い印象になってしまった。

生みの親の天馬博士に捨てられたアトムが仲間に支えられ、真摯に自分の人生に向き合って生きていこうとする様子が、スムーズな脚本と驚くほどレベルの高いCGアニメ(※2次元アニメの正確なトレースという意味ではだが…)で描かれる本作。食わず嫌いせず、アトムを知らない世代や女の子にもぜひ観てほしいと思う。ジブリもいいけど、日本最高の漫画家、手塚治虫の描く世界の素晴らしさを一度は味わってほしい。

<Raiting>
想像するより相当レベルの高い作品で、間違いなく誰もが「いい映画だったなー」と素直に感動できる。アトムという存在、アトムの体現するヒューマニズム、アトムが見せる未来という概念など、どれほどのちの日本アニメに影響を与え続けてきたか、実にストレートに伝わってくる作品だ。

<Trailer>


あー

評価:
---
角川映画
¥ 4,049
(2010-04-02)


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