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ぼくのエリ 200歳の少女(Let the Right One In)



イチオシのHitGirl=クロエ・モレッツちゃんが主演のホラー映画『Let Me In』が公開早々不評で終わってしまい、日本で見られるかどうかも分からないうちに本国ではブルーレイが発売になってしまった。

『Let Me In』はヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの小説『モールス』が原作…といえば2008年のスウェーデン映画で日本でも大評判を呼んだ『ぼくのエリ 200歳の少女』。『Let Me In』は『ぼくのエリ 200歳の少女』のハリウッドリメイク作品だ。

というわけで、『映画秘宝2010年映画ランキング』(記事参照)で5位にランクされた『ぼくのエリ 200歳の少女』を紹介。

ストーリーを簡単にいえば、いじめられっ子のオスカーのまえに現れた同じ年頃の女の子が実はヴァンパイアだった、という残酷ながらも淡く美しい初恋物語。僕らが想像する以上の”美しい北欧”が期待そのままに素晴らしい映像で表現され、主演の二人の美しさも相まって、見事な映像美を味わえる作品になっている。

その美しい映像に通奏低音のごとく響き続ける不気味でグロテスクな雰囲気はどことなく、いじめられっ子たちの暴発を描いたガス・ヴァン・サント監督の名作『エレファント』(記事参照)を思わせる。

【以降ネタバレ】
ヴァンパイア少女のエリは、ことあるごとに「私が女の子じゃなくても好き?」とオスカーに聞く。最初は、幼いけれど素直で真摯な愛情表現のように感じるが、何度もあると何かの伏線だろうと誰でも気づく。その伏線の回収を日本では映像を修正するによって意図的にボヤかしてしまった。これについては賛否両論あるが、その答えはこの映像]だ。

エンドロールを見逃すな! というわけで、オスカーはエリの従者として家を出る選択をする。自分を取り巻くあらゆる支配環境から逃れ自由になったオスカーが、エリという何百年も生き続けるヴァンパイアの再支配を受けながら、これからの人生をどう生きるのか。そしてその生き方は幸せか不幸せか。そこまで考えると、冒頭の中年男ホーカンに思い至る。美しい初恋物語だけでは終わらないゾッとするストーリーが進行していることに戦慄する。

<Raiting>
自分を受け入れてくれた相手がたとえヴァンパイアと分かっても心を通じ合わせようとするガラス扉のシーン、孤独ないじめられっ子の救済願望が肥大化した夢物語のような衝撃のラストシーン…、映画ならではの素晴らしいシークエンスが満載。必見!


<Trailer>
ぼくのエリ 200歳の少女


<Trailer>
ついでにLet Me In


あー
テーマ:DVDマニア
ぼくのエリ 200歳の少女@ぴあ映画生活

評価:
---
アミューズソフトエンタテインメント
¥ 3,074
(2011-02-04)


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