calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>

Profile

hagacube
管理人:hagacube
このブログでは、劇場公開時に観た映画、DVD、オンデマンド動画などの映像作品を中心に、音楽の新譜/旧譜、スポーツなどエンターテインメント全般について、複数ライターが極私的な見解を書いています。
◆Twitterはこちら⇒ hagacubeをフォローしましょう

selected entries

categories

archives

Ranking

        

recent comment

recent trackback

すいかエンタ!について。

記事にはネタバレを含むものもありますので、未見の作品や各スポーツなどについて、先に結果などを知りたくない方はご注意ください。

当ブログの運営はSuika Cube Inc.が行っています。
■自由な発想でデジタルコンテンツをプロデュース | Suika Cube Inc.

オーケストラ!(Le Concert)



【ストーリー】
共産主義時代のロシア。ユダヤ人排除に反対した天才指揮者アンドレイ・フィリポフはロシア・ボリショイ交響楽団から追い出され、劇場清掃員として失意の日々を送っていた。清掃中のある日、フランスから楽団へ届いた出演依頼のFAXを目にしたアンドレイは、昔の仲間を集めて楽団をでっち上げフランスで自ら指揮棒を振る復活作戦を思いつく。しかしアンドレイには実はそれだけではない秘めた思いがあった…。

最初は軽い調子のフランス製ドタバタコメディかと思いきや、ロシアの俳優を中心とした素晴らしい演技と、本場ならではのオーケストラ演奏のリアリティ、深い感動を呼ぶストーリーなど、映画に必要な要素が全て揃い、実に見事な作品に仕上がっている。

脚本も素晴らしく、かつての天才指揮者アンドレイはロシア国内でこそ冷遇されているがフランスではいまだに名声を保持しているという設定が、メラニー・ロラン扮する一流バイオリニストのアンヌ=マリー・ジャケをスムーズに引っ張り出してくるあたりや、そのジャケに関する伏線の回収など、荒唐無稽でありながら不都合を感じさせず、最後まで一気に見せる。124分があっという間だ。

音楽映画なのでさまざまな演奏シーンがあるが、個人的に気に入ったのは、まともにリハーサールもしないひどい状態の楽団に愛想を尽かしたジャケに対して、作中常にいい味出してるフィドル奏者がパガニーニのカプリース第24番を弾いて見せるシーン(しかしメラニー・ロランがこんなに綺麗だったとは今まで気付かなかった)。



<Raiting>
アンドレイの挫折感や屈折した思いや妻の力強い精神的な支え、かつての仲間たちの現状、共産党の内実、音楽への耐えぬ情熱など、さまざまな要素が簡潔でありながらしっかりと描かれ、フィナーレの感動をより高いものへと昇華している。誰にでもお薦めできる素晴らしい作品!


<Trailer>


あー
テーマ:DVDマニア
オーケストラ!@ぴあ映画生活


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック